時が経つにつれて…

自分の決断が正しかったのが、わからなくなってくる。それどころか、自分を責める言葉しか浮かんでこない。どうすればよかったのか?いや、どうしようもなかったのだ。今苦しむか、後に苦しむか。それだけの違いだと思う。自分にとっては。
頭が痛い。ようやく別のことも考えられるようになったかと思えば、あらゆるところでそのことが連想され、顔を出す。空想に耽るうち、やがて現実に帰り、またどん底へと突き落とされる。希望を失った。全てをそれに連想し、自分の糧とすることで俺の生活は成り立っていたのだ。
院試が迫っている。