CS10th 雑感

おそらく醍醐味であろうと思われる部分はやったので感想。DPは全くの未プレイ。

  • 10thの曲

とりあえずJAMとSCOREは論外。複数回のプレイに耐え得ない曲は要りません。曲で言えば、全体にコンセプトが散漫な、中途半端な印象が漂う。これはもう仕方がない。もちろんいい曲もたくさんあるし。
ACのレベルで10〜11くらいの中密度の譜面が充実しているので、発狂への通過点には良いのではないか。もちろん、Innocent Walls、雪月花、Debtty Daddy、One More Lovely(A)等の高難度譜面が練習できるのは重要。逆に言うと、初心者が楽しめるかは微妙か。
特筆すべきはDPで、10thは14(A)の譜面数がシリーズ中ダントツに多い(9thも多い)。遊びがいのある譜面が揃っているので、DPerを志す方には購入を強くお勧めしたい。

  • 家庭用新曲

総じて良い。難度は高いが。Hype the core、satellite020712、IXION等、渋い曲が多く、10thの生温い印象を引き締めるのに効果的な役割を果たしている。期待していたIXIONが簡単で、そのうちプレイしなくなりそうなのが残念。Acid Visionのような曲がIIDXに入ったのは非常に予想外。

  • 旧曲

一見贅沢な印象、しかしシリーズを通じてプレイしている人には物足りないかも?新作が出るたびに思うのだが、CSは前作からの旧曲の収録が妙に多く、今更という感がある。個人的には5th以前の曲をもっと収録して欲しい。てかEstella入れてください。

  • システム

判定がかなり甘いように思われる。9thと比べても甘いのでは?段位認定には、SCOREやGradius等の"イロモノ曲"は要らないかと感じた。


きびしめに書いたが、それだけ家庭用には期待しているということで。そりゃあ10thの曲ができるってことで買う人は買うわけです。KONAMIにはもう一段上のお得感を追求して欲しい。