ミュンヘン MUNICH

木曜日がメンズデーということで(映画館で初めて知ったのですが)行って来ました。


監督はスティーブン・スピルバーグ。主演は「トロイ」のエリック・バナ。「アメリ」のマチュー・カソヴィッツも出てました。分からなかったけど…髭生えてると印象変わるね。
前半は割と退屈。暗殺がうまくいってるっていうのもあるけど。4人の役割分担や、人を殺したことのない主人公の葛藤がもっと見たかった気も。多分、この映画では不要な要素なんだろうな。
報復の連鎖の無常さ、暗殺者はまたターゲットでもあるということ。無責任に暗殺を依頼する政府。民族の誇りって?暗殺者は役割を終えた後も、報復に怯える日々を過ごす。彼らは普通の生活に戻れたのだろうか?
現在も世界中で起こってるテロの背景には、こういうことが起こっているんだよ…というお話。ってことでいいのかな。若干、主人公達を悲劇のヒーローに、アラブ側のテロリスト達を悪玉に見せている部分もあり。こういう映画を見るためにも、もうちょっと勉強せないかんかな。