無差別級GP 雑感

ゼンツォフVSアイブル

ゼンツォフはいい仕事人ですね。彼の功績が認められる日が来るのを心から願います。番人としても期待できるかも。

アリスターVSファブリシオ

柔術家の面目躍如。アリスターはスタンドで主導権を握るも決定打に至らなかった。これはなんだかんだでファブリシオがミルコと練習してたのが効いたって事かな。ファブリシオの気が強いところが出て、これは侮れないなと思いました。アリスターも調子悪そうでもなかったんだけど、スタミナ切れかなぁ。

高阪VSハント

この日のベストバウト。この試合に全てを賭けるという思いが、高阪の一挙手一投足から溢れ出てました。ハントも見せ場を作りながらも、しっかり勝利。相手を光らす天才だね。

ジョシュVSアレキサンダー

これもまさに潰し合い。両者共にベストシェイプで、かなり調子が良さそうでした。試合は序盤、息の詰まる打撃戦。しかし2R、アレキサンダーが失速する。そこにテイクダウンから有利なポジションを得たジョシュの一本勝ち。「このままではいつか極められる」と感じたアレキサンダーが諦めたようにも見えました。ジョシュの経験が勝ったというところか。これでジョシュもトップ戦線にようやく絡んでいけるかな。

藤田VSトンプソン

トンプソンがゴング&ダッシュせず。体格を生かしてプレッシャーをかけつつ、自分の間合いをキープする。なかなか嫌な戦い方。藤田はなかなかペースを握れず苦戦するも、グラウンド→スタンドの移行際の隙を見事に突きパンチをヒットさせ、そのまま攻め続ける。大逆転KO。この男は華があるね。トンプソンも悪くはなかったけど、慎重を期して負けるよりは突進して欲しいなぁ。

ミルコVS美濃輪

煽りはいつもながら素晴らしいが、試合内容は身も蓋もないミルコの完勝。ミルコがどのくらい調子悪いのかわからなかった。

ノゲイラVSズール

これもノゲイラの圧勝。ノゲイラからすれば、この試合はどうしてもヒョードルVSズールと比べられるわけだから、苦戦するわけにはいかないんだよね。仕方ないです。ズールはもういいかなぁ。

吉田VS西島

吉田がグラウンドから余裕の一本。まあ寝技になったらそうなるね。西島の評価を下げただけの試合か。


休憩前はよかったけど、それ以降はあまりにも結果が見えてて楽しめませんでした。中村の解説が良かったので、今後もやって欲しいですね。
残ったのは吉田・藤田・ミルコ・ノゲイラ・ジョシュ・ハント・ファブリシオ、でヒョードルか。これはよっぽど組み合わせ失敗しない限り面白くなりそうな予感。