PRIDE.30

  • 前半4試合

かなり不完全燃焼な印象。戦闘竜VSズールやトンプソンVSルングはまだ止めなくても・・・。戦闘竜が頑張ってズールのパンツを脱がそうとしていたところだったのに!あとトンプソン、自覚してください。「相手がでかいから様子を見た」なんて、そんなトンプソンは見たくなかったなぁ。
桜庭VSアローナのことで、ストップを早くするように方針が変わったのでしょうか。ニンジャとジャクソンは良かった。

酔ってふらふらの状態で見ていたので、凄く眠い試合に見えた。でも2回目見てみると、1R等高いレベルでの技術の攻防があって面白かったです。2R以降はハリトーノフが寝技に付き合わなくなってしまったので、噛み合いませんでしたね。ハリトーノフを寝技に誘えるファブリシオの度胸を褒めるべきでしょうか。逆にハリトーノフはちょっと幻想が崩れました。
ハリトーノフはパウンド、ファブリシオはタックルと微妙に弱点を露呈して、「打倒ヒョードルへの急先鋒!」というには厳しい結果になってしまいました。でもこのレベルのファイターもなかなかいないわけですから、DSEさんは長い目で見て、彼らを育てるべし。

ラストワン第一試合。柔道家同士の対決。俺は、お互いが柔道着着てきて、リング上で柔道始めるんじゃないかと思ってました。しかしユン様が柔道着を脱いでゴング開始。ユン様、1Rは瀧本を圧倒しますが、2R以降スタミナ切れか失速。瀧本の猫パンチが当たり始める。結果は判定で瀧本。実力が拮抗していて意外にいい勝負でした。でもPRIDEの第6試合で見たいかと言われると、微妙です。ユン様、頑張ってください。

桜庭の秒殺で終了。完全に顎にヒットして、その後無抵抗だったから、仕方ない。
この試合のストップは妥当だったかな。

ジョシュ、「愛を取り戻せ」で入場。入場しながら歌ってる。ミルコはいい表情でした。
試合はジョシュの間合いを詰める作戦が功を奏し、スタンドの展開を封じることに成功。しかし、ミルコも寝技が上達していて、ジョシュに決定打を貰わない。逆に2度もマウントを取る。パウンドはあまり狙わず、コントロールに集中してジョシュのスタミナを奪っていく。後半はジョシュが組み付いて膝→ブレイクの展開。体格差があるからかミルコも押し返せない。ジョシュはここからの展開が欲しかった。
判定は3-0でミルコ。仕方ないか。ジョシュも復帰第一戦でこれだけできれば上出来だと思う。体を絞ってハリトーノフファブリシオとの絡みを見たい。