最終戦 ブラジルGP「フェラーリの完璧な戦略とマクラーレンの完全な誤算」

ハミルトンは、賭けた。
アロンソは、嘆いた。
ライコネンは、信じた。

そしてマッサは･･･仕事をした。

ということで2007年F1ワールドチャンピオンは･･･キミ・ライコネン！！

いやはや、まさかこんなレース展開になるとは。スタートはフェラーリが1,2で独走、マクラーレン勢が追いかけるものの、ハミルトンがまさかの失速でポイント圏外に。アロンソは辛うじて食いついていこうとするが徐々に離される･･･。

そして2回目のピットストップ直前、マッサがオーバーランで2位ライコネンと急接近。そしてピット戦術でライコネンが前に出てライコネン1位に。ハミルトンは3ストップ作戦に賭け、好タイム連発するものの中盤グループに追いつかず結局7位。アロンソはそのまま3位でライコネンがチャンピオンに。

いやあ･･･マッサはいい仕事しますねぇ。チームプレイに徹したフェラーリとチーム分裂状態のマクラーレンの違いが出た、と言うことでしょうか。悲願の初チャンピオン、ライコネン本当におめでとう。

しかし本当にフィニッシュまでわからない素晴らしいレースでした。特にロズベルグとクビサが終盤デッドヒートを演じてるときは、「これで二人リタイアしたらハミルトンチャンピオンだな･･･」とはらはらしていました。来シーズンも楽しみな二人ですな。同じウィリアムズでも中嶋一貴なんかはピットクルー轢いたりしてある意味注目でしたね。

今年F1を初めて見始めたわけですが、こんなに面白いシーズンをリアルタイムで体験できて本当に良かったと思います。F1に関わる全ての人たちに感謝。そして最後にもう一度、ライコネンおめでとう。