第15戦 シンガポールGP
初のナイトレース、新コース、さらに雨が降る可能性もあるということで、荒れるといわれたシンガポールGP。
雨こそ降らなかったものの、レースは予想通り大荒れに。
ピケJr.のクラッシュによりSC発動、この間にニコがピットに入り審議対象になった。さらにSC直前にピットインしたバリチェロがコース上でストップ、これによりSCが長引く。クビサがたまらずピットイン。
ピットオープンになり、ピット待ちしていた多くの車が一斉にピットに駆け込む中、事件は起きた。
マッサがホースを引っこ抜いて走行するという、フェラーリの痛恨のピットミス。これが後ろで待っていたライコネンにも影響し、フェラーリが一気に最下位へ。ライコネンは終盤にクラッシュし、フェラーリは散々な一日だった。
ウィナーはアロンソ。SC直前にピットインする運もあったが、レースペースもよく、他を寄せ付けなかった。2位のニコは2度目の表彰台。3位は執念で3位まで戻ってきたハミルトン。
そして我らがニックは6位入賞。ライコネン、コバライネン、クビサがノーポイントであることを考えればよくやったほう。これだけ混乱したレースなので、どうなってもおかしくなかった。グリッド降格がなければもっと上だったかもしれないが、仕方ないか。
次回は富士、ドライバーズランキングで1ポイント差となったライコネンを追撃できるか。