第16戦 日本GP
2年目の富士スピードウェイ、勝者はアロンソ!
スタートでいい位置に付けたクビサとアロンソ、この二人の争いになったが、ピット戦略で上回ったアロンソがクビサを逆転、そのまま引き離した。3位はライコネン。
今回は優れたドライバーと、そうでないドライバーの差がはっきり現れたGPだった。アロンソ、クビサは競争力の劣るマシンを乗りこなし、二強を凌駕した。それに比べ、チャンピオン争いをしてる二人は何をやってるのか。
マッサは何とかポイントにこぎつけたようだが、とてもほめられたものではない。ハミルトンも、マッサに当てられたのは不運だったが、スタートのミスで後退しなければ不要なバトルをすることはなかっただろう。二人がこんな調子では、今年のWCは著しく権威を損なうものになってしまいかねない。
ところで我らのニック、この二人に負けず劣らずグダグダの週末。全てはQ1落ちに尽きる。元はといえばフリーでタイヤの特性を把握していないから、タイヤ選択ミスで敗退などという馬鹿なことになるのだ。そして決勝は重タンでギャンブルに出ることになる。このパターンは見飽きた。もっと上位と勝負してくれ!