第17戦 中国GP

 チャンピオン決定の可能性もあった中国GP。ハミルトンが圧勝するも、マッサが2位につけ、チャンピオン決定はブラジルまで持ち越しになった。3位はマッサに2位を譲ったライコネン

 そう、途中までライコネンは2位を走っていたのだが、ハミルトンに追いつけないと見るや、マッサに2位を譲ったのだ。これは仕方がないとはいえ、何とも興ざめ。ライコネンが譲るのに慣れていないのか、マッサが譲られるのに慣れていないのか分からないが、不自然すぎてがっかりだった。そんな体裁を気にする状況ではないんだろうが。


 我らがニックは5位。今回はきっちりQ3進出、上位でのスタートだったがグリッド降格ペナルティがあり、9位スタートになってしまった。しかしスタートで一気に挽回、コバライネンのリタイアで5位に浮上した。終盤ペースを落としたのはエンジンを温存するためとのこと。こういう部分がニックの安定感を支えているのだろう。逆に攻めきれない部分でもあるのかもしれないが。

次は最終戦ブラジルGP、ついにチャンピオンが決定する。どっちがなってもいいから、最終戦、チャンピオンにふさわしい戦いをしてほしい。