開幕戦 オーストラリアGP

 とにかく衝撃が大きくて、何から書けばいいのか…。
 ブラウンGP勢の圧倒的な速さ。予選から決勝まで全く他を寄せ付けなかった。特に、圧倒的なタイムで予選フロントローを獲得した後に、発表されたマシン重量を見て二重に驚愕。この差は今年中に埋まらないのではないか、このまま圧倒的にシーズンを制圧してしまうのではないかと感じた。

 何とか勝負していたのはクビサベッテルトヨタ勢。しかしクビサベッテル接触してノーポイント、トヨタトゥルーリ降着と散々な結果。ベッテルは次戦10グリッド降格のペナルティまでついて、早くも来週の楽しみが一つ減ってしまった。

 我らがニックはスタートで多重クラッシュに巻き込まれ、マシンにダメージを負い終止後方でのレース。それでもKERSには好感触なようで、「オーバーテイクされないようにする程度には役に立った」と述べている(皮肉?)。内容でクビサに負けているあたり、どうしても去年の流れを引きずっているように感じてしまうが、何とか上位での争いに加わってほしい。