第3戦 バーレーンGP

2戦連続リタイアで窮地に立たされていたマッサが勝利。ライコネンも2位に入り、ようやくのフェラーリ1,2が達成された。


フェラーリは全く他を寄せ付けない完璧な走りで、終盤はペースを緩めたほどだ。そんな中気を吐いたのがBMWザウバー勢。クビサポーランド人初、チーム初のPPを取り、レースではフェラーリには追いつかなくとも3,4のポジションをがっちりキープ。3戦終わった時点でのコンストランキングトップに立った。ドライバーズランキングでもハイドフェルドが2位に入るなど、今季は2強にBMWを加えた「3強対決」になりそうだ。
逆に精彩を欠いたのがマクラーレン。ハミルトンはスタートに失敗し大幅にランクダウン。その後もアロンソに追突するなど荒い走りが目立った。コバライネンは堅実に5位入賞。ポイントでハミルトンに並んだ。


6位トゥルーリ、7位ウェバーは連続入賞で、激戦の中団グループでアドバンテージを握った。8位はウィリアムズのニコ・ロズベルグだが、フリー走行が良かっただけに不本意な結果だったのではないだろうか。


スペインGPは25日。各チーム強力にアップデートしてくることが予想される。投入が噂されているルノーの新マシン、あと個人的にはBMWの初勝利に期待したい。